2025年、大阪万博開催に向けて ー今、何故万博なのか?

◆開催概要
開催場所:大阪府大阪市夢洲地区
開催期間:2025年5月3日~11月3日(185日間)
入場者規模(想定):約2,800万人~3,000万人
会場建設費(想定):約1,250億円
経済波及効果(試算値):建設費関連 約0.4兆円、運営費関連 約0.4兆円、
消費支出関連 約1.1兆円

◆テーマ・サブテーマ
テ ー マ:いのち輝く未来社会のデザイン
(Designing Future Society for Our Lives)
サブテーマ:多様で心身ともに健康な生き方
持続可能な社会・経済システム

◆2025年国際博覧会実施の方向性
・「皆で世界を動かす万博」という理念のもと事業展開を進め、2025年国際博覧会を一時的なイベントに留めることなく、
「未来の社会・経済システム」の実現を通じて成果を後世に残せる博覧会にしていく。
・様々な娯楽やメディアが溢れる中、世界中の人々、企業、国等が参画したいと思えるよう、好奇心を刺激し魅了する「常識を超えた万博」、
「誰もが参画しやすい万博」を目指す。
・会場については、人々の交流・憩いの場とするとともに、水辺に隣接している特徴を生かすなど環境との調和等を目指す。
(出典:2025年国際博覧会検討会報告書より)

1970年の大阪万博は人々の記憶に残るが、時代は変わり、万博の意義は何か。

 

 

 

 

 

 

 

なぜ、いま万博なのか。
大阪府は、万博をライフサイエンス分野の実証の場として利用しながら、
将来の関西経済の牽引役に育てるのが目標だ。
大阪経済は東京一極集中で地盤沈下が著しい。

15年までの10年間に本社を府内から府外に転出させた企業は約2400社に上るが、転入企業は約1500社にとどまる。
人口も、15年の国勢調査で68年ぶりに減少に転じた。

会場予定地の夢洲は「負の遺産である」。夏季五輪の選手村になる予定だった。
しかし誘致競争に敗北し、夢洲の埋め立て(総事業費3349億円)は全体の4割弱しか完了していない。

関西・大阪で開催する意義

ア.和食や伝統芸能、お笑い等の豊かな文化の発信地であり、質的な豊かさが実感できる。
イ.日本第2の都市圏であり、関西国際空港や大阪港等を通じた世界からの交通アクセスが容易である。さらに正確な時間で運転する地下鉄やバス等の世界有数の高水準な都市機能を有している。
ウ.大阪商人の「商ハ笑ニシテ勝ナリ」や、近江商人の「三方よし」という言葉に代表される「売り手だけでなく、買い手も満足する商売」「社会貢献もできる商売」を尊ぶ精神の発祥地であり、新たな経済システムを議論するのにふさわしい。
エ.阪神淡路大震災から30年経った2025年に、自然災害を乗り越えた社会の姿を見ることができる。
オ.高い技術を有するものづくり企業や医療研究拠点等が近距離圏内に存在し、訪日の機会にイノベーションの具体化ができる。
カ.開催地が人工島であることを生かし、白地の上に博覧会会場を描くことができる。さらに、会場が開催期間中に限られない中長期的なまちづくり計画の中に位置づけられることで、国際博覧会のレガシー(遺産)を後世に残していくことができる。

人々の好奇心を刺激し、幸福な生き方と社会・経済システムの未来像を共創する

1960年代に高度経済成長を実現し、人々の幸せの基盤を支える社会・経済システムを確立した日本では、
1990年代以降、世界に先立って高齢化が進展するとともに、格差をはじめとする様々な社会的課題が顕在化してきた。
日本は、調和の精神により、多くの人々が幸せになれる助け合いの社会・経済システムを構築してきた。
その経験を踏まえ、一人一人が自分のポテンシャルを発揮し、心身ともに豊かさを感じられる「いのち輝く生き方」と、
そうした多様な生き方を支え、かつそれらを調和させる、
持続可能な未来の社会・経済システムを皆がデザインする場をつくることにより、人類の持続可能な発展に貢献しする。

いのち輝く未来社会のデザイン
“Designing Future Society for Our Lives”

サブテーマや表現方法は以下のとおり。

<サブテーマ>

◆多様で心身ともに健康な生き方
◆持続可能な社会・経済システム

「体験」、「交流・対話」、「科学・技術」、「多様な文化・価値観」を通じてテ
ーマ・サブテーマや基本理念を実感できる万博とする。


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